プリンス全アルバム紹介・プリンスのスピリチュアルな世界 【追悼】


    プリンス 全アルバム紹介

    ぼくの神様がなくなった。

    ショックで視界が歪みます。

    いまだに信じられない。

    prince

     

    「僕が死んだらマスターテープが僕自身だろ」(プリンス)

    プリンスがインタビューに答えていた会話の中の一言だけど、

    まさに今、その時間に突入している。

    ライブは終了し、マスターテープ、アルバム、それだけがプリンスを知る全てになった。

    記事の執筆はいまから2年くらい前のものです。

    追悼の意を込めて、加筆してこちらで公開します。

    プリンスのスピリチュアルな世界について考えてみた

    神や天使、オーラや『気』という言葉は特定の宗教に関係なく使われるようになってきたと感じます。

    私自身それはいいことだと思っています。

    いろいろな考えや思想はありますが、

    この世界というのは実は宇宙があるだけですから、

    宇宙の法則に従っているものが健全で心地よいと感じるはずです。

    個人的にプリンスはエンジェルなのだと思っています。

    天命を受けた天使。

    アースエンジェルっていうのかな。

    プリンスが精神世界にどれくらい感心があるのか、リリース作品でみていきます。

     

    2016年 HITNRUN Phase Two 発表

    現在のプリンスの新しい側面を感じる音が出来る名盤

    プリンスの今と未来が詰まっているアルバムだっただけに残念でならない。

    2015年 HITNRUN Phase One 発表

    非常にハイクオリティーでプリンスの魂を感じるアルバム

    新しい幕開けを感じるMILLION $ SHOW

    感情をむき出しにしたようなSHUT THIS DOWNなど、粒ぞろいの曲がそろう名盤

    2014年 3RDEYEGIRLで『Plectrum Electrum』発売

    合金ピック?バンドサウンドにこだわった仕上がり。

    同時リリースの『Art Official Age』こちらはアルバム一枚聴くとまるでアファーメーションのような作品になってます。『affirmation』という曲(というかガイド)が2曲入っています。魂が心地よく循環するようなアルバムをついに完成させた!という仕上がりです。

    2013年1月 3rdEyeGirlの活動開始

    3rdEyeは第3の眼、心眼という意味。

    2010年7月 『20ten』1曲目に『Compassion』収録 compassion(=慈悲、思いやり)という言葉は近年ではダライ・ラマ法王が仏教の教えを伝えるキーワードとしてよく使っている。

    2009年3月『Lotusflow3r』『MPLSOUND』『Elixir』3枚組アルバムを発表

    Lotus(=蓮花)は観音様が座っていたり手に持っていたり、

    仏教で縁深い花。清らかさや聖性の象徴として称えられる。

    泥から生え気高く咲く花。『From The Lotus…』〜『…Back 2 The Lotus』で循環し続ける、

    輪廻を表しているように思えます。
    殿下、また一皮むけてレベルアップしましたね、って思った。

    Lotusって言葉をプリンスから聴けると思ってなかった。

    2008年 『3121』発表

    『Incense And Candles』お香やキャンドルは浄化アイテム。

    『Get On The Boat』では『ノアの箱船』的なことが歌われている。

    2007年7月 『Planet Earth』発表

    地球を前にプリンスがたたずむ図画のジャケット。こういう絵柄もスピリチュアル系ではよくお見かけします。宇宙観も全面に出てきた。

     

    2004年 Musicology 発表

    プリンスの黒人音楽ルーツに回帰した快作
    タイトル曲「Musicology」もヒットしプリンスの健在ぶりをアピールした。

     

    2003年 Live at the Aladdin Las Vegas 発表

    ジャズよりのクールな演奏がつまったPrinceの素敵なエンターテインメントSHOW

    最後の来日公演となってしまったツアーも、このライブ映像の内容に準ずる。

    このDVDを観ると当時のことを思い出す。

    2001年 『The Rainbow Children』発表

    宗教的でスピリチュアルな内容がファンの間でも話題になる。

    1999年 『Rave Un2 The Joy Fantastic』発表

    この頃のプリンスは自らキリストを連想させる風貌をしており、ラリー・グラハムの影響でエホバの証人に入ったとされている。ライブでも「キリスト以外に王はいない」と神について真剣に語っていた。『Cross』をプリンスが本来意図した『Christ』でゴスペルチック感たっぷりに歌った。(アルバムに動物愛護のメッセージもあり)

    1997年 『Crystal Ball』『The Truth』発表

    The Truthに『3rdeye』収録。「彼はスペシャルコードを使ってマインドにアクセスした 答えを求めて パッションやファッションの中に 旅に出る前にね サードアイ、サードアイ」ってな感じで歌いはじまる。

    1996年 『Emancipation』 発表
    プリンスが東京に来てプロモーションがされた。
    マイテとの結婚や子どもができた喜びにあふれた作品
    それに対しディスク3枚目では音楽業界、レコード会社への不満が現れた作品
    1枚12曲、60分、3枚に別世界を収めた力作
    1996年 『Chaos and Disorder』発表

    ワーナーとの契約を消化するため怒濤のリリースラッシュ。同年ワーナー以外のレコード会社から『Emancipation』発表。

    Disc2が特にスピリチュアル。『Soul Sanctuary』『Dreamin’ About U』『The Holy River』『Saviour』『The Plan』『Friend, Lover, Sister, Mother/Wife』など。

    この頃、当時の妻マイテとの間に命を授かったが残念ながら死産。マイテとも離婚。その後はスピリチュアルに没頭することで、アイデンティティを保っていたと思われる。

    1995年 『The Gold Experience』発表

    当時のプリンスはベティーイーディー著『死んで私が体験したこと』を読んでかなりその世界に没頭していたと思われる。GOLDツアーの歌詞カードでもこの本のことに触れていたので、私は早速この本を買って読みました。

    著者自身の臨時体験を元に書かれています。どんな人の魂もキレイな光の玉。輪廻転生、人と人が出会う縁など、宗教を越えたスピリチュアルを理解できる本だと思います。

    「キラキラ光るもの全てが黄金ってわけじゃないんだ」(GOLD)

    1994年 『Come』発表。自らの『死』を宣言

    ワーナーとの契約を早く解消したいがための宣言でした。

    1992年 『O+>』(ラブシンボル)発表

    ビデオ『3 Chains O’ Gold』のラストで自らの埋葬を連想させるシーンあり。ワーナーとの契約にすでに嫌気がさしていたのだろうと思わせる。

    1990年 『Graffiti Bridge』発表

    映画もプリンス自身が監督し製作されたが、内容は酷評された。内容がスピリチュアルすぎたから?(笑)個人的にはそこが好きなんだけど。

    1989年 映画のサントラとして制作された『Batman』発表

    サウンドはキャッチーだが、バックグラウンドには善と悪、表裏一体の世界を表現しているように思う、プリンスがPVで扮したジェミニのように。ちなみにこの曲もPVも最高傑作だ。

    1988年 『Lovesexy』発表

    『ブラックアルバム』を発売寸前でお蔵入りにし

    「神の啓示があった」とかなんとか言って、

    急遽制作し発売されたアルバム。

    ジャケットは全裸のプリンス。

    ストリートから天国まで。プリンスの精神世界へご案内。

    さあどうぞ!という感じのアルバム。

    これ、丸ごとスピリチュアルです。I(私)を眼の形で表現、2(to)、U(you)など文字の置き換え遊びも顕著に。

    ブラックアルバムは 1994年に発売された。
    1987年 2枚組アルバム『Sign O The Times』発表

    『The Cross』本当は『クライスト』ってタイトルだったらしい。『Adore』なんかもスピリチュアルですね。

    1986年 『Parade』発表

    アンダー・ザ・チェリームーンという主演・監督映画のサウンドトラックとして制作された。本人はKISS以外は駄作と言っているが、『Sometimes It Snows In April』など名曲が多いアルバム。
    映画は主人公が最後、亡くなるストーリーなんだ。

    1985年 『Around the World in a Day』発表

    ジャケットからしてスピリチュアル。「OPEN YOUR HEART OPEN YOUR MIND」からはじまる1曲目から『Around The World In A Day』から何か精神世界への扉を開けたような気分になります。そこにはいろんな人種、年令、いろんな気分の人がいて『現世』を表しているようです。『The Ladder』では「誰もが梯子(来世やレベルUPするもの)を探してる 誰もが答えを求めて 誰もが魂の救済を求めてる」と歌ってます。僕は聴いていて感動します。

    1984年 『Purple Rain』発表

    このアルバムも本来はかなりスピリチュアルだったというインタビューがどこかにあったと思います。『Let’s Go Crazy』のイントロから神降臨(笑)The afterworld(来世?死後の世界?)『I Would Die For You』では男女を越えた絶対的な愛を歌って、うまく説明できないですが『Purple Rain』も相当宗教臭いと思ってます。

    1982年 2枚組アルバム『1999』発表

    レコードの円盤プリント部分は目の写真です。
    『1999』って曲自体、世紀末を歌ってますが、だからってスピリチュアルって訳じゃなくて、普通だと思います。プリンス自身、眼力あるし、バンビみたいな目だし、この頃からEYEをよく使ってる。

    EYE は I(私)、日本語では『愛』
    EYEって面白い言葉です。
    EYE = I = LOVE

    初期の作品
    1981年 CONTROVERSY 発表

    LP版にはビキニパンツ一丁でシャワーを浴びる衝撃的な姿のポスターが封入。

    タイトル曲「CONTROVERSY」では「俺がゲイか男か女か?黒人か白人か?そんなこと関係ないだろ」とジェンダーフリー、反レイシストを歌う。セクシーでありながらも社会的主張の強いアルバム。
    名バラード「DO Me Baby」収録。

     

    1980年 DIRTY MIND 発表

    ついに真性の変態に変貌?!
    プリンスが変わり者なのはデビュー当時からだったらしいが、このジャケットの衝撃は大きい。
    このジャケットを店頭で買うことをそうぞすると・・・

    プリンスのファンなんていうのが恥ずかしくなってしまう!!
    とはいえこの頃のFUNK系アーティストのジャケットはいわゆるエロジャケといわれるキツイものが多かった。
    ちょっとした変態合戦になっているところがあった。

    Dirty Mind」「When You Were Mine」「Uptown」などチープでテクノなシンセサウンドを取り入れながら、のちにミネアポリスファンクと呼ばれる音の骨組みが出来あがった作品だ。

     

    1979年 Prince / 愛のペガサス 発表

    デビューアルバムの不完全燃焼を吹っ切るかのように「I Wanna Be Your Lover」がヒット。プリンスの知名度も一気に上がった。

    I Feel For You」など名曲も多い。

     

    1978年 「For You」でデビュー

    若干19歳でデビュー。全てセルフプロデュース。

    当時のソウルミュージックの流行に沿いながらも、プリンスならではのアイデアに満ちた作品。
    Soft And Wetがスマッシュヒットするも大ヒットには至らず。

    まとめ

    私自身プリンスに影響されて思想や精神世界について、いろいろ考えたり読んだり体験したりしているうちに、どんどんとスピリチュアルな情報が集まってくるようになり、会話の中でも「ああ、それ聞いたことある」ってなる場合が多かった。ごくごく普通の興味の範囲です。だから、プリンスが新作を発表するたびに「今、そこね!」みたいな感じで楽しんでた。そして私はどんな時代でもプリンスの曲にはパワーをもらってた。

    人間として精神世界を探求するのはごく普通の自然な行為だと思う。とことん追求していくと宇宙があるだけ。宇宙の法則でこの世界は成り立ってる。だから行き着くとほんとに物事はシンプル。この宇宙自体不思議だらけで、やっぱり思いを馳せるだけできりがないけど、ごく普通のことで何も特別なことはない。

    プリンスも人生の中でいろいろ喜びや苦しみがあって、いろいろ経験してきて、常に魂の成長を続けてきた人だと思う。今は一時期の宗教濃さは無くなった気がしてて、ちゃんとユニバースな世界観から発信しているなって感じる。つまりすんごいスピリチュアルな人!
    で、プリンスは変化し続けるからいつも新鮮。面白い。音楽活動を自由に楽しめる環境を自分で創ってきた人だから、これからも意外なことをやり続けるんじゃないかと思っています。

    ※今回の記事を執筆するにあたりプリンスの活動歴などをWikipediaを参考にさせていただきました。

     

    www.theguardian.com

    私自身、今はまったく実感がなく、

    でも視界が歪むような気分にもなります。

    一言でいうとプリンスの音楽は 情熱 そのものでした。

    ありがとう。

    ねぇ、プリンス

    そっちの世界はどんな世界?

    そっちでも 歌ってる?


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