プリンス狂がおすすめする車がかっこいいプリンスのMV


プリンス狂がおすすめする車がかっこいいプリンスのMV SEXY M.F. / PRINCE

イエローのBMVが印象的で、この車はこの時期のプリンスのMVに度々登場していた。

放送禁止用語の「マザーファッカー」を使い、放送禁止なので、「マザーファッカー」のところは音声が切れたバージョンで放送されていたはず。日本では大丈夫なので、そのまま放送されていたと記憶している。

JB調のクールジャズファンクだ。キメのホーンセクションのバリトン・サックスの音がめちゃくちゃかっこいい。(JBというのはもちろんジェームス・ブラウンの略)

「SEXY M.F.」8分ほどあるショートビデオ作品

その頃まだ10代だった俺は、ミュージックビデオに出てくる全てのものが異次元に感じていた。

鶏のトサカのような髪型のプリンスが、クールだった。アフロリーゼントとでもいうのか?胸毛をムンムンとさらけ出し美女を抱き、ヒップをブルブルと震わし、美女の胸もあらわにする。股間を突き上げ「セクシー・マザーファッカー!」と歌う様は、今観ても1秒も目を離すことができないくらい、男も女もスケベ心をムキ出しにさせる。

最後には美女を連れ去り「くぅぅぅ、ペッ!」と唾を吐く。(プリンスは実は上品なので実際には吐かずに仕草だけ)非常にコミカルな仕草もプリンスの特徴だ。

くるくると回るプリンスがセクシーでチャーミングで、イヤらしく変な気持ちになる。

間奏のトミー・バーバレラのオルガンソロはほぼ一発どりだったと、どこかのインタビューで読んだ記憶がある。トミーはプリンスにもう一度やり直したいと申し出たが「これでいいんだ」とプリンスに言われたとか。結果的にスリリングなオルガンソロがとてもいい。

プリンスは完璧を求めるよりもノリを大事にし、瞬間をRECするタイプのミュージシャンだった。そうでなくちゃ膨大な数の曲は生まれなかったと思う。常に新しいものへと興味を示し、新しいものを作り続けていた。そういうところがプリンスの魅力だった。

もし俺が100年後も生きていたとしたら、今と同じ気持ちでこの曲を聴きたい。

この曲を初めて聴いたのは、俺がまだ東京の江古田というところに住んでいた頃だ。この曲が収録されたアルバムを買ったのは、確か新宿アルタ近くのCDショップで、特典にポスターが付いていたのだが、「これ以上変態と思われたらどうしよう?!」と恥ずかしい気持ちになり、貰わなかったことを今でも後悔している。